座りすぎに注意を!

以前このブログで「座ったまま」の仕事はときには姿勢を変えようという話をしましたが、先日の産経新聞にも同様な記事が載っていた。

 同紙によれば日本人は世界一座る時間が長いそうです。オーストラリアのシドニー大学などが発表した調査結果が下表(産経新聞より)であり、これによれば確かに日本人の平日の総座位時間は400分を少し超える程度と多い。他の国の人と大差がないと感じる方もいると思いますが、やはり気になる数値です。このように座っている時間が多くなると、健康に影響が及ぼす恐れがあり、近年の研究結果によれば肥満、糖尿病、脳血管疾患、認知症などに罹患するリスクが高くなるといわれています。つまり、座る時間が長くなれば筋肉の代謝や血流の悪化を招き、前記のような病気にかかって、死亡するリスクがアップすることになるそうです。

f:id:SwanIPO:20190630222932j:plain


 私事になりますが、日常の仕事では、デイスクワークが中心であるため、やはり座る時間が多い。朝起きて仕事場へ行き、そこで十時間くらいは過ごすが、昼休みが一時間あるとはいえ、それだけでは短いし、その昼休みですら座わり続けることもあり、なかなか立ち上がって動くことができないのが実情です。

 では、どうすれば現状を打破できるか。私の場合は席から少し離れた位置にあるトイレや給茶機、あるいはコピー機に立ち上がってこまめに行くようにしているほか、ときどきは席から立ち上がり背伸びや腰回りの軽い動きをするようにしていますが、効果があるかはわかりません。しかし、何気ないこのような数分の動きでも歩いて体を動かすので、何もしないよりはよいと思うので、続けています。目標は座る時間を七時間近くまで落とせたらうれしいのですが・・。いずれにしても、座ったままの姿勢を続けることは健康によくないことはわかっているので、自分にあったやり方で座りすぎのライフスタイルを変えていくしかないと思っています。