箱根駅伝で東海大学が総合初優勝を飾る!

正月の2,3日と言えば毎年のように箱根駅伝をテレビ観戦する。
 
今年は95回目を迎え、下馬評では青山学院大学が一番強く、この青山学院大学を追うのが東洋大学東海大学、面白い存在が予選会を圧倒的な走力で一位通過した駒沢大学ではないかと言われていた。ところが往路は、1区で大東文化大学の選手が他の選手と接触して転倒するアクシデントがあり、早稲田大学も以外な下位に低迷し、結局、例年山登りに強い東洋大学が制した。
 
復路は東海大学区間新を出したりして健闘し、復路優勝こそ逸したものの、5連覇を狙った青山学院大学を抑えて総合初優勝を飾った。この優勝の立役者、原動力になったのは区間記録を更新し、最優秀選手に選ばれた小松選手であろう。ただ、彼だけではない、今年は粒そろいの選手がそろっていて選手層が厚かった。
 
東海大学は近年、いつも上位に食い込んでいたのでいつかは優勝すると思っていたが、それを見事に今年、実現した。東海大学の選手達、そういう選手達を育ててきた監督、コーチ陣の手腕に拍手を送りたい。アッパレである。往路と復路を合わせた総合成績は次の通りとなった。
 
1位 東海大学
3位 東洋大学
4位 駒澤大学
5位 帝京大学
6位 法政大学
9位 拓殖大学
10位 中央学院大学  -以上はシード権獲得
 
11位 中央大学
12位 早稲田大学
13位 日本体育大学
14位 日本大学
15位 東京国際大学
16位 神奈川大学
17位 明治大学
18位 国士館大学
19位 大東文化大学
20位 城西大学
21位 山梨学院大学
22位 上武大学
(関東学生連合)
 
青字の大学が昨年秋の予選会から本選へ出場してシード権を獲得した学校、赤字の大学が本選でシード落ちした学校である。4位の駒沢大学は予選会でトップであったので、それなりに本選でも期待されていた。その実力を相応に発揮したと言えよう。シード落ちした大学は今年秋の予選会からの再挑戦となるが奮起を期待したい。