判決例

権利侵害の警告する際には注意を!

判決例3 <事件の概要> 東京地裁平成30年(ワ)第6962号事件である。 この事件は、原告が製造販売している製品が、被告が有する本件特許権1,2と意匠権1を侵害するとの事実を被告がウェブサイトや原告の取引者に告知し、又は流布したため、原告が…

「氏名」を含む商標もこの程度ではダメらしい

判決例2 <事件の概要> 知財高裁平成31年(行ケ)第10037号事件である。 本願商標について、特許庁から請求不成立の審決を受けたことから、その取消しを求めた事案である。争点は、本願商標が商標法4条1項8号に該当するとの判断の誤り(取消事由…

商品等の立体的形状でもすべて立体商標として保護されるわけではない

判決例1 [事件の概要] 知財高裁平成31年(行ケ)第10017号事件である。 本願商標について、特許庁から請求不成立の審決を受けたことから、その取消しを求めた事案である。争点は、本願商標が商標法3条1項3号に該当するとの判断の誤り(取消事由1…