男はつらいよ!

痛風になって久しい。ある日突然、足の親指の付け根付近が赤く腫れてきたので、何かの病気かなと思い、近くの外科医に診てもらったところ痛風であることがわかった。

ぎっくり腰ほどではないが、それなりに痛い。とにかく痛いほうの足に体重をかけられないので歩くのが大変だ。何が原因かはっきりしないが、一時ストレスがたまった時期があり、そのとき血圧も非常に高かったので、それが一因となっているのではないかと思っている。

 

そういえばだいぶ古い話になるが、酒好きの叔父が痛い痛いと言っていたのを、笑いを堪えながらすぐに治るからと励ましてあげたことを思い出す。それが自らも罹ってしまったのだから笑ってしまう。各種の本によれば、痛風は贅沢病とも言われ、成人男性は5人に1人位の割合で罹るそうで、これといった治療法がなく、完治することもないようである。

 

私の場合も、完治したと思って安心していたら再発した。それからは食事療法として食べるものにも注意を払っている。食事療法では、まずビールがダメ、それと今が旬のサンマをはじめ、カツオ、マグロ、たらこ、干物類、納豆などの好物がいずれもプリン体が多くて血中尿酸値が高くなる食物とされているからとの理由でダメ、とダメなものが次々と・・・

 

それでも痛風は、水をよく飲み(1日2リットル以上)、二週間ほど経てば自然と痛みが消えると言われている。しかし、私の場合は慢性化しているのでそうも簡単にいかず、今でも痛みが少しあり、一進一退の状況である。

食事の節制が足りないのか?それとも運動不足なのか?

 

いずれにしろ長いつきあいで治すしかないが、困ったものだ。